女性特有で人に相談するのが難しい、デリケートゾーンの悩み・・・を徹底的に解説していきます!

デリケートゾーンの悩み解消!

デリケートゾーンに関する知識

おりものってそもそも何?

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デリケートゾーンに関する悩みのうち、「痒み」「におい」に次いで多く挙げられるのが「おりもの」の悩み。どんなに清潔維持を心がけたりにおい対策をしていても、おりものはお構いなしに出てきます。時には下着が濡れて肌に張り付いてしまうほど出てくる事もあるおりものについて、詳しく知らないという方も多いと思われます。ただひたすら面倒な存在でしかないと思われがちですが、実は意外な働きをしてくれる存在でもあるのです。
今回は、おりものに関する知識と、適切な対処方法をご紹介します。おりものについて悩んでいる方は、参考にしてみてください。

“おりもの”の基礎知識

子宮や膣など、デリケートゾーンと繋がっている内陰部の古くなった細胞などから液体が分泌され、体外に排出されます。これがおりもので、排泄の一種であるとも言えます。

厄介者扱いされがちなおりものですが、実は女性にとって非常に重要な役割を果たしています。分泌されたおりものによって、膣内に不要な雑菌が入ってくるのを防ぎ、常在菌とのバランスを維持しています。これによって、膣内は清潔・健康な状態を保つ事ができるのです。
さらには、卵子と精子を結びつけて受精しやすくなるよう働きかける能力もあります。初潮の前後からおりものが出るようになるのはそのためです。初めておりものが出た小・中学生の女の子の中には、「何か変な病気にかかっているんじゃないか」と不安がるケースもありますが、基本的には心配ありません。体が大人になりつつあるサインの一つです。

おりものが多くて困る!止める方法は?

結論から言うと、残念ながらおりものを止める事はできません。強いていえば、閉経によって排卵が起こらなくなると、おりものの量も大幅に減ります。ホルモンバランスを調節する医薬品によって生理ごと調節する人もたまにいますが、お勧めはできません。
年齢や生理周期、さらには個人の体質によっておりものの量に差があるため、「一般的な量」というのは明確化されていません。当然、量の多い・少ないの基準も人によって変わるので、一概に言えないのが実情です。一般的には30代以降から減っていくと言われていますが、中高年世代でもおりものの量に悩む人は多く存在します。そのくらい、おりものは千差万別なのです。

本人の意思でどうこうできるものではなく、デメリットなくしておりものを止める事も難しいため、「面倒だろうけど、その都度うまく対処してください」としか言いようがありません。人によって対処法にも違いがあるので、なかなか根本的な解決に至らず悩んでいる女性はとても多いのです。

おりものによって考えられるデリケートゾーンの悩み

まず、おりものによってデリケートゾーンが蒸れやすい状態になります。この状態が続くと、やがて皮膚の表面がべたべたするようになったり、酷い場合にはかぶれてしまう事もあります。
放置してしまうと、さらに皮膚が荒れて痒み・痛みを伴ったり、何らかの炎症・病気を引き起こす恐れもあります。悪化してしまう前に、できる限りの対策をしてデリケートゾーンを清潔な状態に保ちましょう。

あまりにも量が多すぎて、病気を疑う女性も多く見られます。確かに、何らかの病気によっておりものの量が増える事はありますが、病気ではない……むしろ健康な状態でも量が増える事はあります。
たとえば妊娠すると、赤ちゃんを守るためにおりものの量が増え、子宮内部への細菌の侵入を防ごうと働きかけてくれます。「妊娠してからまさに“女体の神秘”そのものですね!

さらには、子宮膣部の表面が欠けて血管が透けて見える「子宮膣部びらん」も考えられます。名称からして深刻な病気と勘違いする人もいるかもしれませんが、出血量が多いわけでもなければ基本的に心配いりません。成人女性全体の約80%はこの状態であると言われており、全く気づいていない女性も多い事でしょう。どうしても不安だったり、びらんのせいで量が多すぎて困っているという場合は、膣の洗浄や抗菌剤の処方を受けましょう。ある程度の緩和が可能です。

もう一つ付け加えると、「ストレス」もおりものが増える原因になります。「おりものが増えてる!」と悩み続けていると、それがストレスに変わってますますおりものが増えるという悪循環に陥ってしまいます。おりものが出るのは仕方のない事と割り切るのも、おりものケアの一つです。

おりものケアの方法と注意すべきポイント

基本的には、セオリー通りパンティライナー着用で対処可能です。あまりにもおりものの量が多すぎる場合、パンティライナーの交換頻度を上げる事を心がけましょう。一日に何度も取り替えるくらいでちょうど良いのです。
もちろん、清潔維持は重要。パンティライナーのこまめな交換は基本として、毎日の入浴時には丁寧かつ優しく洗いましょう。洗いすぎも良くないので、毎日1回の入浴時で十分。それ以外はパンティライナーをつけたり、時々トイレットペーパーなどで優しく拭き取るようにしましょう。刺激を与え過ぎると逆効果になってしまうので、やり過ぎは禁物です。

注意すべきポイントは、おりものの状態をチェックする事です。日頃からおりものをチェックしておき、状態の変化に気づけるようにしておくのが重要です。
においがいつにも増してきつくありませんか? 普段よりも濃いなど、色の変化はありませんか? さらさらしているはずのおりものの中に、変にドロドロしたものが混ざっていませんか?
あまりにもにおいや色に変化がある場合、何らかの病原菌が繁殖・活性化している事が考えられます。「いつもと違う」というのは「要注意」のサイン。医師に相談するなど、なるべく早いうちに対処しましょう。

まとめ

おりものは非常に面倒な存在です。自分の意思で止める事はおろか、量を調節する事すら難しいうえに、人によって違いがあるので対処法もさまざま。しかし、膣内の健康維持や、赤ちゃんを産む上で多大な貢献をしてくれる存在でもあります。
生理同様、何十年ものお付き合いになりますが、パンティライナーを活用してうまく切り抜けていくしかありません。あまり気負わず、日常の流れの一つくらいに捉えておきましょう。でも、清潔維持は忘れずに。

もしも、何らかの病気によっておりものの量が増えている可能性がある場合は、極力病院で診てもらう事をお勧めします。ほとんどのケースでは心配いらないのですが、もしも病気であれば早めの対処が望まれます。

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